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きげんせつ
ふりがな文庫
“きげんせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
紀元節
80.0%
記元節
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紀元節
(逆引き)
ある日、——そうそう、あの日は
紀元節
(
きげんせつ
)
だっけ。何でも朝から雨の降り出した、寒さの厳しい午後だったが、千枝子は久しぶりに
鎌倉
(
かまくら
)
へ、遊びに行って来ると云い出した。
妙な話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
指
(
ゆび
)
を
屈
(
くつ
)
して
見
(
み
)
ると、
當日
(
たうじつ
)
は
吾等
(
われら
)
が
海岸
(
かいがん
)
の
家
(
いへ
)
を
去
(
さ
)
つてから、
丁度
(
ちやうど
)
九日目
(
こゝぬかめ
)
で、
兼
(
かね
)
て
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
試運轉式
(
しうんてんしき
)
の
日
(
ひ
)
と
定
(
さだ
)
められたる
紀元節
(
きげんせつ
)
の
前日
(
ぜんじつ
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
きげんせつ(紀元節)の例文をもっと
(4作品)
見る
記元節
(逆引き)
若
(
も
)
し
不時
(
ふじ
)
の
天變
(
てんぺん
)
が無ければ、
今
(
いま
)
より
二年
(
にねん
)
九
(
く
)
ヶ
月目
(
げつめ
)
、
即
(
すなは
)
ち
之
(
これ
)
から
三度目
(
さんどめ
)
の
記元節
(
きげんせつ
)
を
迎
(
むか
)
ふる
頃
(
ころ
)
には、
試運轉式
(
しうんてんしき
)
を
擧行
(
きよかう
)
し、
引續
(
ひきつゞ
)
いて
本島
(
ほんとう
)
を
出發
(
しゆつぱつ
)
して、
懷
(
なつ
)
かしき
芙蓉
(
ふえう
)
の
峯
(
みね
)
を
望
(
のぞ
)
む
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
ませう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
きげんせつ(記元節)の例文をもっと
(1作品)
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