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かよひ
ふりがな文庫
“かよひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
通帳
66.7%
通
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
通帳
(逆引き)
私はその折
他
(
ひと
)
に貸す程の金を持合せてゐなかつたし、それに折角質屋の
通帳
(
かよひ
)
があると
睨
(
にら
)
むで来た小説家にもそれでは済まなかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
あつちに
居
(
ゐ
)
ちや
錢
(
ぜに
)
は
要
(
え
)
らねえな、
煙草
(
たばこ
)
一
服
(
ぷく
)
吸
(
す
)
ふべえぢやなし、十五
日目
(
にちめ
)
が
晦日
(
みそか
)
でそれまでは
勘定
(
かんぢやう
)
なしで
其
(
その
)
間
(
あひだ
)
は
米
(
こめ
)
でも
薪
(
まき
)
でもみんな
通帳
(
かよひ
)
で
借
(
か
)
りて
置
(
お
)
く
位
(
くれえ
)
なんだから
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
私は
呆
(
あき
)
れて相手の顔を見た。相手は私の
家
(
うち
)
のどこかに質屋の
通帳
(
かよひ
)
の二つか三つは懸つてゐさうな眼つきをしてゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「妙な事があればあるもんですね。
昨日
(
きのふ
)
丁度君のやうな人が来て、
通帳
(
かよひ
)
は借りて
往
(
ゆ
)
きましたよ。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かよひ(通帳)の例文をもっと
(2作品)
見る
通
(逆引き)
手長といふは膳部の方より請取、
通
(
かよひ
)
の方へ渡すを手長といふなり。
手長と足長:土蜘蛛研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
かよひ(通)の例文をもっと
(1作品)
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