“かよい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
通帳25.0%
枕草紙12.5%
通勤12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてそういう費用のすべては、耕吉の収入を当てに、「Gのかよい」といったような帳面をこしらえてつけておいた。
贋物 (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
いかがな首尾だか、あのくらい雪にのめされながら、割合に元気なのは、帰宅早々婆さんを使いに、角店の四方よもから一升徳利を通帳かよいという不思議な通力で取寄せたからで。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
決して悪気でした事では御座いませんじゃったが、人間の生胆きも枕草紙かよいは警察が八釜やかましゅう御座いますケニなあ……。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
こんどは提灯かんばんかりの通勤かよいだったので、おなじ芸妓屋町に住居をもった。