“かひもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
買物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきにつり忍艸しのぶ、これは正太しようたうま買物かひものえぬ、理由わけしらぬひと小首こくびやかたぶけん。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
其所そこまで買物かひものたから、ついでつたんだとかつて、宗助そうすけすゝめるとほり、ちやんだり菓子くわしべたり、ゆつくりくつろいだはなしをしてかへつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
買物かひものにゆきてはうが、(こんね)で、みせ返事へんじが(やあ/\。)かへときつたはうで、ありがたうぞんじます、は君子くんしなり。——ほめるのかい——いゝえ。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)