“かいもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
買物80.0%
介者20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左樣さやうならとてかしらさげげるに、あれいちやんの現金げんきんな、うおおくりはりませぬとかえ、そんならわたし京町きやうまち買物かいものしましよ、とちよこ/\ばしりに長屋ながや細道ほそみちむに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たすきがけのまゝ人に聞き/\近在きんざい買物かいものに駈け歩いて、今日きょう斯様こんな処を歩きました、みょうな処にみせは出してない呉服屋ごふくやがありましたと一々報告した。彼女は忽ち近隣きんりんの人々と懇意こんいになった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そういうおせッ介者かいものは世間によくあるものだて
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)