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かばたや
ふりがな文庫
“かばたや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蒲田屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲田屋
(逆引き)
蒲田屋
(
かばたや
)
の
奧
(
おく
)
に
飾
(
かざ
)
つてあるやうな
本當
(
ほんたう
)
のを、
重
(
おも
)
くても
搆
(
かまい
)
はしない、やつちよいやつちよい
譯
(
わけ
)
なしだと
捻
(
ね
)
ぢ
鉢卷
(
はちまき
)
する
男子
(
をとこ
)
のそばから、
夫
(
そ
)
れでは
私
(
わたし
)
たちが
詰
(
つま
)
らない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お前は余つぽど
剽軽
(
ひやうきん
)
ものだね、とて美登利は正太の
頬
(
ほう
)
をつついて、その真面目がほはと笑ひこけるに、
己
(
おい
)
らだつても
最少
(
もすこ
)
し経ては大人になるのだ、
蒲田屋
(
かばたや
)
の旦那のやうに
角袖外套
(
かくそでぐわいとう
)
か何か着てね
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
蒲田屋
(
かばたや
)
の
旦那
(
だんな
)
のやうに
角袖外套
(
かくそでぐわいとう
)
か
何
(
なに
)
か
着
(
き
)
てね、
祖母
(
おばあ
)
さんが
仕舞
(
しま
)
つて
置
(
お
)
く
金時計
(
きんどけい
)
を
貰
(
もら
)
つて、そして
指輪
(
ゆびわ
)
もこしらへて、
卷煙草
(
まきたばこ
)
を
吸
(
す
)
つて、
履
(
は
)
く
物
(
もの
)
は
何
(
なに
)
が
宜
(
よ
)
からうな、
己
(
おい
)
らは
下駄
(
げた
)
より
雪駄
(
せつた
)
が
好
(
す
)
きだから
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
茶番にしよう、何處のか店を借りて往來から見えるやうにしてと一人が言へば、馬鹿を言へ、夫れよりはお
神輿
(
みこし
)
をこしらへてお呉れな、
蒲田屋
(
かばたや
)
の奧に飾つてあるやうな本當のを、重くても搆はしない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
茶番にしよう、
何処
(
どこ
)
のか店を借りて
徃来
(
わうらい
)
から見えるやうにしてと一人が言へば、馬鹿を言へ、それよりはお
神輿
(
みこし
)
をこしらへておくれな、
蒲田屋
(
かばたや
)
の奥に飾つてあるやうな本当のを、重くても
搆
(
かまい
)
はしない
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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