“おろしうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卸売75.0%
卸賣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんにちでは値段を定むるに造る者と用うる者は顔など会わすことは少ない。両者の間に仲買なかがいあり卸売おろしうりあり小売こうりあり数人の媒介ばいかいて、我々の最も簡単なる需用じゅようも供給せられる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
さて雑誌は益〻ます/\売れるのであつたが、会計くわいけい不取締ふとりしまりひとつには卸売おろしうりあるかせた親仁おやじ篤実とくじつさうに見えて、実ははなはふとやつであつたのを知らずにために、此奴こいつ余程よほどいやうな事をれたのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
日本銀行にほんぎんかう卸賣おろしうり物價指數ぶつかしすうると戰前せんぜんを百として昨年さくねんぐわつには百七十六・三一であつて戰前せんぜんより七わりなほ騰貴とうきしてつたのであるが、政府財政せいふざいせい緊縮きんしゆく國民こくみん消費節約せうひせつやく徹底てつていしたのと
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)