“おりき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下切40.0%
折切20.0%
折来20.0%
織機20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きふなんだかさびしくつて、ゑひざめのやうな身震みぶるひがた。いそいで、燈火ともしびあて駆下かけおりる、とおもひがけず、ゆきにはおぼえもない石壇いしだんがあつて、それ下切おりきつたところ宿やどよこながれるるやうな谿河たにがはだつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
仕舞って置いたって折切おりきれます、たれにも遣る者はなし詰らんわけだから着せて下さい、綺麗な身装なりをして出入ではいりをして下されば私も鼻が高い、今だって汚くもなんともない、私の綿入羽織が有ったろう
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
きょうは女郎花おみなえし桔梗ききょうなど折来おりきたりて、再びかめにさしぬ。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
『そして、ムタラではつちの音がひびきますし、ノルチェーピングでは織機おりきの音が聞かれます。』