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駆下
ふりがな文庫
“駆下”の読み方と例文
読み方
割合
かけお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけお
(逆引き)
一度、
駆下
(
かけお
)
りようとした紫玉の
緋裳
(
ひもすそ
)
は、此の船の激しく襲つたために、一度
引留
(
ひきと
)
められたものである。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
急
(
きふ
)
に
何
(
なん
)
だか
寂
(
さび
)
しく
成
(
な
)
つて、
酔
(
ゑひ
)
ざめのやうな
身震
(
みぶる
)
ひが
出
(
で
)
た。
急
(
いそ
)
いで、
燈火
(
ともしび
)
を
当
(
あて
)
に
駆下
(
かけお
)
りる、と
思
(
おも
)
ひがけず、
往
(
ゆき
)
には
覚
(
おぼ
)
えもない
石壇
(
いしだん
)
があつて、
其
(
それ
)
を
下切
(
おりき
)
つた
処
(
ところ
)
が
宿
(
やど
)
の
横
(
よこ
)
を
流
(
なが
)
れる
矢
(
や
)
を
射
(
ゐ
)
るやうな
谿河
(
たにがは
)
だつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
駆下(かけお)の例文をもっと
(2作品)
見る
駆
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“駆”で始まる語句
駆
駆逐
駆使
駆落
駆出
駆逐艦
駆使部
駆上
駆歩
駆込
“駆下”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花