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駆出
ふりがな文庫
“駆出”の読み方と例文
旧字:
驅出
読み方
割合
かけだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけだ
(逆引き)
是
(
これ
)
が小説家であるなら今時
駆出
(
かけだ
)
しの作家でも一箇月に三拾円や五十円は取るのだもの、文壇の人に成つて拾年以上も経て居る。
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
婆
(
ばばあ
)
がやかましいから急ごう、と云うと、髪をばらりと
振
(
ふ
)
って、私の手をむずと取って
駆出
(
かけだ
)
したんだが、
引立
(
ひった
)
てた
腕
(
うで
)
が
捥
(
も
)
げるように痛む、足も
宙
(
ちゅう
)
で息が
詰
(
つま
)
った。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大原様の奥様がお通りだといって人が
駆出
(
かけだ
)
して見るよ。だから和女も行儀を好くして村にいる時のようにお芋の立食なんぞをしてはいけないよ。オホホ和女も嬉しいだろう。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
駆出(かけだ)の例文をもっと
(9作品)
見る
駆
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“駆”で始まる語句
駆
駆逐
駆使
駆落
駆逐艦
駆使部
駆上
駆歩
駆込
駆足
“駆出”のふりがなが多い著者
村井弦斎
与謝野寛
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡花
海野十三