“おひつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追着33.3%
追付33.3%
追尾33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して追着おひつきます早う/\と云ければ安五郎はオヽ何も云ぬ重五郎殿かたじけないと空をかすみのがれ出やがて阿部川を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
助けてやらん是より道程みちのり何程なにほどあるやと問ひければ八五郎然樣さやうさ四里八町と申せども多分たぶん中頃なかごろで爲す仕事ならん一筋道すぢみちゆゑ御出おいでなされば間違ひなけれ共餘程時刻もおくれたれば贅足むだあしならんといふに半四郎は最早もはや立上たちあが假令たとへ贅足むだあしになればとて元々なり某し一ト走りに追着おひつきたすけてやらん大方おほかた渠等かれら怪我けがもあらんにより本道ほんだう外科げくわ兩人の醫師を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見付しかば此原の入口にて左仲に追付おひつき十分に仕事をせしなり又手下の兩人はさらに此事知らざれば今斯の如く左仲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
粗略そりやくに致すなと申渡し其まゝ駕籠に追尾おひつきけりされば藤八はヤヽ御取上下さると歟ハヽア有難や嬉しやと涙を流し頭を大地へ摺付々々すりつけ/\伏拜ふしをがめばお節も餘りの嬉しさにウンと後へ仰向反のけぞりまゝしばし正氣を失たり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)