“本道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんだう45.5%
ほんどう45.5%
ほんみち4.5%
ホンタウ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢張やツぱりいままで歩行あるいてはゞひろいなだらかなはうまさしく本道ほんだう、あと二らずけばやまになつて、それからがたうげになるはず
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
本道ほんどうへでると、六天山塞ろくてんさんさいの悪者どもに見つかるおそれがあるので、道もないところを踏み分け、わざわざ遠まわりをして逃げた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし本道ほんみちの五条大橋を越えてゆくと、橋の東に小松殿の薔薇園しょうびえんがあり、その向い側には入道相国の六波羅の北門ほくもんがあって、その間を往来するのはいつも何となく小気味がよくないし
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
本道ホンタウを申せば、いろ/\な術を傳へて居ります山で、——
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)