“おうさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
王様83.3%
王樣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こんなきれいなめずらしいかわを、王様おうさましあげてかざりにしてもらったらどんなに立派りっぱだろう。」
手紙 一 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ぼくはいちばんはじめにあんずの王様おうさまのおしろをたずねるよ。そしておひめさまをさらっていったばけものを退治たいじするんだ。そんなばけものがきっとどこかにあるね。」
いちょうの実 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ぴらみっとやふるはかからたいろ/\の寶物ほうもついつぱいありまして、いまから四五千年前しごせんねんまへ王樣おうさまのみいらも、そのまゝることが出來できます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
それはかたちちひさく、またこしげたかざものちひさく可愛かわいらしいので、多分たぶん王樣おうさま子供こどものおはかだらうと想像そう/″\されます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
また近頃ちかごろ發掘はつくつされたツタンカーメンといふ王樣おうさまのおはかから黄金きんづくめのすてきな品物しなものやまのように陳列ちんれつせられて、ひとをびっくりさせてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)