王様おうさま)” の例文
旧字:王樣
立派りっぱ百合ゆりだ。ほんとうに。ありがとう」王様おうさま百合ゆりを受けとってそれからうやうやしくいただきました。
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
天子てんしさまの御命令ごめいれいすこしもかないばかりでなく、みやこからさしけてある役人やくにんめてころしたり、人民じんみんものをかすめて、まるで王様おうさまのようないきおいをふるっておりました。
田村将軍 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「こんなきれいなめずらしいかわを、王様おうさましあげてかざりにしてもらったらどんなに立派りっぱだろう。」
手紙 一 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ぼくはいちばんはじめにあんずの王様おうさまのおしろをたずねるよ。そしておひめさまをさらっていったばけものを退治たいじするんだ。そんなばけものがきっとどこかにあるね。」
いちょうの実 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
王様おうさまとばりの中で総理大臣そうりだいじんのしずかにはいって来る足音をいてもうきあがっていられました。
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
王様おうさまにお目にかけよう
手紙 二 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)