“えどつこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
江戸兒57.1%
江戸児28.6%
江戸詞14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんずるに、團子だんご附燒つけやきもつ美味うまいとしてある。鹽煎餅しほせんべい以來このかた江戸兒えどつこあまあまいのをかぬ。が、なにかくさう、わたし團子だんごあんはう得意とくいとする。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
江戸児えどつこは……くひものには乱暴らんばうです。九しやうときでも、すしだ、天麩羅てんぷらだつてふんですから。えびほしい……しんじよとでもふかとおもふと、とんでもない。……鬼殻焼おにがらやきいとふんです。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
言葉尻に「よ」とつける時は、蟒は大阪人の所謂江戸詞えどつこの積りなので、これも醉拂つてから出す癖だつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)