“いわま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩間41.7%
巌間41.7%
巖間8.3%
石間8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どういうわけか自分らにも分らないが、ひつじさるとりの時刻以外は、濛々もうもう瘴烟しょうえんが起り、地鳴りして岩間いわま岩間からえ立った硫黄が噴くので、人馬は恐れて近づけない。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『まあ見事みごと百合ゆりはな……。』わたくしおぼえずそうさけんで、巌間いわまからくびをさししていた半開はんかい姫百合ひめゆり手折たおり、小娘こむすめのように頭髪かみしたりしました。
答へて曰ふ、我この巖間いわまり下れる時彼等すでにこゝにありしが其後一たびも身を動かすことなかりき、思ふに何時いつに至るともしかせじ 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)