“いへごと”の漢字の書き方と例文
語句割合
家毎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「多い珈琲店(キヤツフエ)の中で気に入つたのが五軒ばかしある。家毎(いへごと)に特色が著しい。其れを片端(かたはし)から短時間宛(づゝ)訪ねようぢや無いか」と博士の言はれる儘(まゝ)に旅館(オテル)を出たのは九時であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
……たとへば、地震(ぢしん)から、水道(すゐだう)が斷水(だんすゐ)したので、此邊(このへん)、幸(さいは)ひに四五箇所(しごかしよ)殘(のこ)つた、むかしの所謂(いはゆる)、番町(ばんちやう)の井戸(ゐど)へ、家毎(いへごと)から水(みづ)を貰(もら)ひに群(むれ)をなして行(ゆ)く。……忽(たちま)ち女(をんな)には汲(く)ませないと言(い)ふ邸(やしき)が出來(でき)た。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
雪中第(だい)一の用具(ようぐ)なれば、山中の人これを作りて里(さと)に売(うる)、家毎(いへごと)に貯(たくはへ)ざるはなし。雪を掘(ほ)る状態(ありさま)は図(づ)にあらはしたるが如(ごと)し。