“いとぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イトグチ
語句割合
45.5%
緒口36.4%
端緒11.7%
糸口5.8%
口緒0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先日米国のある地方で政治的の集まりがあつた。その席上で談話が、今の名高い政治家の宗教的所属といふ事に落ちて来た。
話の緒口だけでも聞くと母は真っ蒼になって怒りに慄えました。「止して下さい、貧乏くたい話は」それで流石の父も口をみました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
二人は沁々とした心持で笑いました。が、事件はこれがほんの端緒で、この後に続く恐ろしい発展は、全く笑いごとではなかったのです。
しかし、三は、いつとはなしにりますが、もし、ちゃんがいなかったら、そう容易ける糸口つからなかったかもしれません。
春の日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人の話しぶりはきわめて卒直であるものの今宵初めてこの宿舎で出合って、何かの口緒から、二口三口襖越しの話があって、あまりのさびしさに六番の客から押しかけて来て、名刺の交換が済むや
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)