“たんちよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
端緒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それいでは新著百種しんちよひやくしゆ末頃すゑごろ離鴛鴦はなれをしふのを書いたが、それが名を端緒たんちよであつたかと思ふ
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
もとより明言めいげんするを得るかぎりには非ざれどこころみに想像そうぞうを畫きて他日精査を爲すの端緒たんちよとせん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
極めてまれに、面白い局面を展開するものがあり、中にはまた驚天動地的な大椿事の端緒たんちよになるのもないではありませんが、十中八九は、——いや九十何パーセントまでは、にもつかぬ市井しせいの雜事で