“こぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小口75.0%
木口15.6%
端緒9.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沢山な閲覧者のなかには、書物からいろんな毒を吸ひ取つて帰る代りに、書物の小口こぐちに目に見えない病毒を残してくのがある。
巨材の木口こぐちには、かすがいを打って、かすがいには、綱がくくり付けられてある。その綱に、三十人余りの老人や女やわらべがつかまって
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
眼病も大きに全快の端緒こぐちおもむき、少しずつは見えるように相成ったが、その八橋周馬とか申して堀切村にる奴は、全く仇敵かたきの大野惣兵衞に相違ないか