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たんちょ
ふりがな文庫
“たんちょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
端緒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
端緒
(逆引き)
一月八日に保は東京博文館の
求
(
もとめ
)
に応じて履歴書、写真並に文稿を寄示した。これが保のこの
書肆
(
しょし
)
のために書を
著
(
あらわ
)
すに至った
端緒
(
たんちょ
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あのような恐ろしい事件の
端緒
(
たんちょ
)
となったこの宿命的な帰郷は、自分にとって、その後長いあいだ、ほとんど常に不可解な
謎
(
なぞ
)
として残っていた。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
山に走り込んだという里の女が、しばしば産後の発狂であったことは、事によると非常に大切な問題の
端緒
(
たんちょ
)
かも知れぬ。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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