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端緒
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こぐち
ふりがな文庫
“
端緒
(
こぐち
)” の例文
夏になると湯治場が
流行
(
はや
)
りますが、明治七年あたりは湯治場がまだそろ/\是から流行って来ようと云う
端緒
(
こぐち
)
でございました。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
眼病も大きに全快の
端緒
(
こぐち
)
に
赴
(
おもむ
)
き、少しずつは見えるように相成ったが、その八橋周馬とか申して堀切村に
居
(
い
)
る奴は、全く
仇敵
(
かたき
)
の大野惣兵衞に相違ないか
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
是が間違の
端緒
(
こぐち
)
、この娘お
山
(
やま
)
は
前
(
ぜん
)
申上げた白島山平の娘で、弟は
山之助
(
さんのすけ
)
と申して、親山平は十六年
前
(
ぜん
)
から行方知れずになり、母は
亡
(
な
)
くなって、この白島村の伯父の世話になって居りますが
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と此の事は稻垣小左衞門が勝って笑って居りましたが、さて物は負けて置きたいもので、これが稻垣小左衞門の災難の始まりで、遂に命を落す程の事になるという、
仇討
(
あだうち
)
の
端緒
(
こぐち
)
でございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“端緒”の意味
《名詞》
端緒(たんしょ、たんちょ)
物事の始まり。糸口。
(出典:Wiktionary)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
緒
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪
端艇