“あまりもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
残余肴25.0%
余物25.0%
剰余物25.0%
残余物25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まえうも麪桶めんつうがはりに砂張すばり建水みづこぼしつてるので感心したから、残余肴あまりものだが参州味噌さんしゆうみそのおしるもあるから、チヨツとぜん御飯ごぜんげたい、さア家内うちあがつてね
なにもないホンの残余肴あまりものだが御飯ごぜんべてください、さア此処これへおはいり…。
だから私しが余物あまりものやろうとして居ると丁度ちょうど其時藻西が階段の所から口笛で呼ましたから犬は泡食あわくって三階へ馳上はせあがッて仕舞ました
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
これ/\ぜんつてな……おしるあつくしてるがい……さア/\おべ/\剰余物あまりものではあるが、此品これ八百膳やほぜん料理れうりだから、そんなに不味まづいことはない、おあがり/\。
まア結構けつこうなおくすりいたゞくのみならず、お料理れうり残余物あまりものまでくだされ、有難ありがたぞんじます、左様さやうならこれへ頂戴ちやうだいいたしますと、襤褸手拭ぼろてぬぐひくるんであつた麪桶めんつう取出とりだして、河合金兵衛かはひきんべゑまへ突出つきだすのを