“あまつひつぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アマツヒツギ
語句割合
天津日嗣33.3%
天津日継16.7%
天日嗣16.7%
天業16.7%
鴻業16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天壤あめつちきはみなき、天津日嗣あまつひつぎ、ここに
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ただ命様みことさまには天津日継あまつひつぎ大切たいせつ御用ごようがおありになるので、めったに御夫婦ごふうふそろってこの竜宮界りゅうぐうかいにおくつろあそばすことはありませぬ。
つまり天津日継あまつひつぎ皇子みこ彦火々出見命様ひこほほでみのみことさまが、姉君あねぎみ御婿君おんむこぎみにならせられた事実じじつ現世げんせ人達ひとたちれきいて、あんな不思議ふしぎ浦島太郎うらしまたろうのお伽噺とぎばなしつくあげげたのでございましょう。
初め旧幕に阿諛あゆし、恐多おそれおほくも廃帝之説を唱へ、万古一統の天日嗣あまつひつぎあやううせんとす。かつ憂国之正士を構陥讒戮こうかんざんりくし、此頃外夷ぐわいいに内通し、耶蘇やそ教を皇国に蔓布まんぷすることを約す。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
是れまことに天、朕が不叡をさなく、且つ国の不平みだれたるをあはれみたまひて、天業あまつひつぎ経綸をさ宗廟くにいへを絶たざらしめたまふか
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
天智天皇東宮に勅して、鴻業あまつひつぎのことを授く。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)