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『サフラン』
ふりがな文庫
『
サフラン
(
)
』
名を聞いて人を知らぬと云うことが随分ある。人ばかりではない。すべての物にある。 私は子供の時から本が好だと云われた。少年の読む雑誌もなければ、巌谷小波君のお伽話もない時代に生れたので、お祖母さまがおよめ入の時に持って来られたと云う百人一首や …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「番紅花 1巻1号」東雲堂書店、1914(大正3)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
爺
(
じ
)
娯
(
たのし
)
片羽
(
かたわ
)
叢
(
むら
)
花卉
(
かき
)
遣
(
や
)
貰
(
もら
)
独楽
(
こま
)
祖母
(
ばあ
)
祖父
(
じい
)
筵
(
むしろ
)
耽
(
ふけ
)
膓
(
はらわた
)
舐
(
な
)
被
(
かぶ
)
萎
(
しお
)
烟脂
(
やに
)
蘭医
(
らんい
)
蛙
(
かえる
)
行摩
(
ゆきずり
)
袂屑
(
たもとくず
)
貝母
(
ばいも
)
袖
(
そで
)
嵌
(
は
)
倩
(
やと
)
偏旁
(
へんぼう
)
凌
(
しの
)
凧
(
たこ
)
列
(
なら
)
只
(
ただ
)
土鉢
(
どばち
)
塵
(
ちり
)
奴
(
やつ
)
伽話
(
とぎばなし
)
弄
(
もてあそ
)
強
(
し
)
往
(
い
)
所謂
(
いわゆる
)
抽斗
(
ひきだし
)
掩
(
おお
)
撞着
(
どうちゃく
)
殖
(
ふ
)