トップ
>
『申陽洞記』
ふりがな文庫
『
申陽洞記
(
しんようどうき
)
』
元の天暦年間のことであった。隴西に李生という若い男があった。名は徳逢、年は二十五、剛胆な生れで、馬に騎り、弓を射るのが得意であったが生産を事としないので、郷党の排斥を受けて、何人も相手になってくれる者がない。しかたなしに父の友達で桂州の監郡 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
ジャンル
文学 > 中国文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
拝
(
おじぎ
)
何人
(
たれ
)
辺
(
ほとり
)
甚
(
ひど
)
女
(
むすめ
)
牀
(
こしかけ
)
銭
(
せん
)
敵
(
かな
)
懸
(
かか
)
滴点
(
したたり
)
廡下
(
のきした
)
平生
(
いつも
)
随
(
つ
)
簷
(
のき
)
脚下
(
あしもと
)
海珠
(
かいしゅ
)
臂
(
ひじ
)
神案
(
しんあん
)
著
(
つ
)
虚星
(
きょせい
)
衣服
(
きもの
)
覘
(
ねら
)
警蹕
(
けいひつ
)
隴西
(
ろうせい
)
騎
(
の
)
黄昏
(
たそがれ
)
石室
(
いしむろ
)
畝
(
うね
)
歿
(
な
)
榻
(
ねだい
)
李生
(
りせい
)
撮
(
つま
)
戟
(
ほこ
)
悦
(
よろこ
)
恭
(
うやうや
)
徳逢
(
とくほう
)
微闇
(
うすやみ
)
微白
(
ほのじろ
)
帷
(
とばり
)
室
(
へや
)
四辺
(
あたり
)
呼吸
(
いき
)