“食切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くいき60.0%
くひき40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島か、光（みつ）か、払（はたき）を掛けて——お待ちよ、否（いいえ）、然（そ）う／＼……矢張（やっぱり）これは、此の話の中で、鰐（わに）に片足食切（くいき）られたと云ふ土人か。
印度更紗 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)
「いや、——食切（くいき）ってくれ、その皓歯（しらは）で。……潔くあなたに上げます。」
鷭狩 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)
島（しま）か、光（みつ）か、拂（はたき）を掛（か）けて——お待（ま）ちよ、否（いゝえ）、然（さ）う／＼……矢張（やつぱり）これは、此（こ）の話（はなし）の中（なか）で、鰐（わに）に片足（かたあし）食切（くひき）られたと云（い）ふ土人（どじん）か。
印度更紗 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
そして魚（さかな）ばかりではない、柳（やなぎ）の葉（は）も食切（くひき）ると痛（いた）むのだ
三尺角 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)