“長八”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうはち75.0%
ちやうはち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南部の才浦さいうらと云ふところで、七日なぬかばかり風待かざまちをして居た内に、長八ちょうはちと云ふ若い男が、船宿ふなやど小宿こやどの娘と馴染なじんで、明日あす出帆しゅっぱん、と云ふ前の晩、手に手を取つて
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その職人と馴染なじみになって職人に成りたいと云うから、それじゃア成んなさいと云うので、京橋の因幡町いなばちょうの左官の長八ちょうはちと云う家へ奉公に遣っただ、左官でも棟梁になりゃア立派なもんだと云うから
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
南部なんぶ才浦さいうらところで、七日なぬかばかり風待かざまちをしてうちに、長八ちやうはちわかをとこが、船宿ふなやど小宿こやどむすめ馴染なじんで、明日あす出帆しゆつぱん、とまへばんつて
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)