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風待
ふりがな文庫
“風待”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かざまち
75.0%
かぜまち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かざまち
(逆引き)
南部の
才浦
(
さいうら
)
と云ふ
処
(
ところ
)
で、
七日
(
なぬか
)
ばかり
風待
(
かざまち
)
をして居た内に、
長八
(
ちょうはち
)
と云ふ若い男が、
船宿
(
ふなやど
)
小宿
(
こやど
)
の娘と
馴染
(
なじ
)
んで、
明日
(
あす
)
は
出帆
(
しゅっぱん
)
、と云ふ前の晩、手に手を取つて
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
冬とちがって
風待
(
かざまち
)
や
凪待
(
なぎまち
)
もなく、二百里の海上を十一日で乗切り、九月十七日の朝、長崎に到着した。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
風待(かざまち)の例文をもっと
(3作品)
見る
かぜまち
(逆引き)
俺は、それお
特得
(
はこ
)
の、「
親々
(
おやおや
)
に
誘
(
いざな
)
はれ、
難波
(
なにわ
)
の
浦
(
うら
)
を
船出
(
ふなで
)
して、身を尽したる、憂きおもひ、泣いてチチチチあかしのチントン
風待
(
かぜまち
)
にテチンチンツン……」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
風待(かぜまち)の例文をもっと
(1作品)
見る
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
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風呂
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風呂敷
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