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酒肆
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しゅし
ふりがな文庫
“
酒肆
(
しゅし
)” の例文
この
謡
(
うたい
)
に猩々が霊泉を
酒肆
(
しゅし
)
の孝子に授けた由を作ってより、猩々は日本で無性に目出たがられ、桜井秀君は『
蔭涼軒日録
(
いんりょうけんにちろく
)
』に
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
道衍の
珙
(
こう
)
を燕王に薦むるに当りてや、燕王
先
(
ま
)
ず使者をして
珙
(
こう
)
と
与
(
とも
)
に
酒肆
(
しゅし
)
に飲ましめ、王みずから衛士の儀表堂々たるもの九人に
雑
(
まじ
)
わり、おのれ
亦
(
また
)
衛士の服を服し、
弓矢
(
きゅうし
)
を
執
(
と
)
りて
肆中
(
しちゅう
)
に飲む。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
落書
(
らくがき
)
の
酒肆
(
しゅし
)
の
障子
(
しょうじ
)
や秋の風
抱琴
(
ほうきん
)
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
秋風や
酒肆
(
しゅし
)
に詩うたふ
漁者
(
ぎょしゃ
)
樵者
(
せうしゃ
)
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
秋風や
酒肆
(
しゅし
)
に
詩
(
し
)
うたふ
漁者
(
ぎょしゃ
)
樵者
(
しょうしゃ
)
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
▼ もっと見る
毎度のこと故その気になってしからばなって見ようというと、『
維摩経
(
ゆいまぎょう
)
』に、法喜を以て妻とし慈悲心を女となし、諸淫舎に入りては欲の過ちを示し、諸
酒肆
(
しゅし
)
に入りては
能
(
よ
)
くその志を立つとある。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
秋風や
酒肆
(
しゅし
)
に詩うたふ漁者
樵者
(
しょうしゃ
)
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
“酒肆”の意味
《名詞》
酒を販売する店。
居酒屋。
(出典:Wiktionary)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
肆
漢検1級
部首:⾀
13画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽