銭形平次捕物控:096 忍術指南 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
番所の控えには、『酉刻上刻、紀州様御内、御中﨟以下〆二十二挺』
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
銭形平次捕物控:215 妾の貞操 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「いえ、何處へも。酉刻(六時)には小屋をしまつて、直ぐ原庭の家へ歸りました。親方やお神さんに訊いて下さい。皆んな一緒でしたから」
銭形平次捕物控:319 真珠太夫 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「酉刻(六時)客を追い出すのと一緒でした。——一座の者はそれから小屋の中を掃除して、四半刻くらい遅れて帰ります」
銭形平次捕物控:227 怪盗系図 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
酉刻半(七時)頃かな、私は何の気なしに四畳半の前を通ると、猪之さんが中へ入って、お勢ちゃんを介抱していましたよ
銭形平次捕物控:125 青い帯 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:069 金の鯉 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:096 忍術指南 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:171 偽八五郎 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:001 金色の処女 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「酉刻(六時)少し過ぎだったでしょう。大きな花火が、引っきりなしに鳴って、戸や障子がピリピリしていました」
銭形平次捕物控:125 青い帯 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:059 酒屋火事 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
昨夜旦那は酉刻(六時)少し過ぎにこの部屋へ膳を運ばせて、お一人で召上りました、——給仕をして上げたのは、小間使の糸と申す者でございます。
銭形平次捕物控:175 子守唄 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「酉刻(六時)少し過ぎだつたでせう。大きな花火が、引つきりなしに鳴つて、戸や障子がピリピリしてゐました」
銭形平次捕物控:125 青い帯 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:276 釣針の鯉 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:226 名画紛失 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:100 ガラッ八祝言 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「少し風邪の気味で、いつもより早く休みました。酉刻(六時)少し過ぎ、木戸を閉める前だったと思います」
銭形平次捕物控:213 一と目千両 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「少し風邪の氣味で、いつもより早く休みました。酉刻(六時)少し過ぎ、木戸を閉める前だつたと思ひます」
銭形平次捕物控:213 一と目千両 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
多分それは花火のポンポン揚がっている酉刻半(七時)頃だったろう、少しくらいの音は二階までは聞えない。
銭形平次捕物控:125 青い帯 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「その四十貫の小判をどうして持出したんでしょう? ——表門は昨日の暮れ酉刻(六時)に閉めたきりだし」
銭形平次捕物控:227 怪盗系図 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:284 白梅の精 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:263 死の踊り子 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「雨戸は酉刻(六時)前に締めます。用心のやかましいお店ですから、外から離屋へ出入りは出来ません」
銭形平次捕物控:047 どんど焼き (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:001 金色の処女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:226 名画紛失 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
時刻は丁度酉刻(六時)、それからの村越家は、家の者の氣組が滅入るせゐか、御通夜のやうに淋しくなるのを、八五郎の陽氣さでも、救ひやうはありません。
銭形平次捕物控:246 万両分限 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:246 万両分限 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
それから酒が始まって、趣向が一とわたり凝らされると、日が暮れる頃から一人二人と帰って、酉刻(六時)過ぎまで隠居所に残ったのは、たった六人だけでした。
銭形平次捕物控:052 二服の薬 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
が、そのころの御布令で、興行物は大概暮れ酉刻(六時)でお仕舞いになり、小屋は木戸を閉ざして、夜店の灯りだけが、寂しく泥絵具の看板を照らしております。
銭形平次捕物控:227 怪盗系図 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「雨戸は酉刻前に締めます。用心のやかましいお店ですから、外から離屋へ出入は出來ません」
銭形平次捕物控:047 どんど焼 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:142 権八の罪 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:124 唖娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:142 権八の罪 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:195 若党の恋 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:201 凉み船 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:149 遺言状 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
銭形平次捕物控:151 お銀お玉 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「酉刻半そこ/\と思ひましたが、若い娘は足音にも彈みがあつて、よくわかりますよ」
銭形平次捕物控:263 死の踊り子 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
ところが酉刻(六時)から酉刻半(七時)まで待ちましたが、二人とも姿を見せません。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その晩酉刻(六時)少し過ぎ、平次が向島の扇屋の寮へ行つた時は、二人の妾お民とお園、下女のお喜代、手代の小半次、庭男の幸助の外に隣りの隱居の治兵衞まで顏が揃つて
銭形平次捕物控:209 浮世絵の女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
ところが酉刻(六時)から酉刻半(七時)まで待ちましたが、二人共姿を見せません。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
八五郎のガラツ八が、旅籠町の泉屋へ行つたのは、酉刻少し過ぎ、利助の子分は五六人、平右衞門町の隱居泉屋と、旅籠町の泉屋の本家に別れて、左右前後から目を配つて居りました。
銭形平次捕物控:046 双生児の呪 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
その日の夕刻、酉刻少し前、六軒長屋の路地の中に、關係者が全部集まりました。
銭形平次捕物控:120 六軒長屋 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)