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都雅
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とが
ふりがな文庫
“
都雅
(
とが
)” の例文
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
為永
(
ためなが
)
式の痴呆じみた美人相ではなく、
都雅
(
とが
)
艶麗なうちに微妙な威容を含み、教養ある欧州のレヂーに比してすこしも遜色がない。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
すると、秋蘭の
皮襖
(
ピーオ
)
の襟からは、初めて、典型的な支那婦人の
都雅
(
とが
)
な美しさが匂いのように流れて来るのであった。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
間もなくその
都雅
(
とが
)
な生活を捨てて、本来の
田舎漢
(
いなかもの
)
に
還
(
かえ
)
った。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
“都”で始まる語句
都
都合
都度
都会
都々逸
都鄙
都人
都會
都大路
都市