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遵守
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じゅんしゅ
ふりがな文庫
“
遵守
(
じゅんしゅ
)” の例文
という、この三つの原則を
遵守
(
じゅんしゅ
)
しなくてはいけない。「少年、少女小説」は絶対に少年、少女が読むために書かれねばならないのだ。
大衆文芸作法
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
「土民には、安心して生業にいそしむよう。兵には、軍律を
遵守
(
じゅんしゅ
)
して、よく住民をいたわるよう、令を
布
(
し
)
き、札を建てよ」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ヒステリーだって。とんでもない。なんでイレネがヒステリーなものか。艇長の命令を厳格に
遵守
(
じゅんしゅ
)
しているだけだよ」
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
とくに
歓喜
(
かんき
)
にたえざるは、十五少年諸君が心を一にして一糸みだれず、すべて連盟の
規約
(
きやく
)
を
遵守
(
じゅんしゅ
)
したる一点であります。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
家斉わざれば何をもって自主の権を
立
(
たて
)
ん。身脩らざれば何によりて品行の高尚なるを望まん。心正しからざれば、なんぞよく国の法律を
遵守
(
じゅんしゅ
)
すべけんや。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
▼ もっと見る
琉球が日支両国に対する関係の軽重
如何
(
いかん
)
を極めて
叮嚀
(
ていねい
)
に教えましたが、その真意を解するものが至って少く士族の連中はいずれも四書五経ばかりを金科玉条として
遵守
(
じゅんしゅ
)
し
琉球史の趨勢
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
妾も覚えず
慄然
(
りつぜん
)
たりしが、さりながら、
素
(
も
)
と鋭敏の性なりければ、
能
(
よ
)
く獄則を
遵守
(
じゅんしゅ
)
して勤勉
怠
(
おこた
)
らざりし功により、数等を減刑せられ、無事出獄して、大いに
悔悟
(
かいご
)
する処あり
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
神聖な教義を文字どおりに
遵守
(
じゅんしゅ
)
し、顔を
塵
(
ちり
)
に埋めてひれ伏し、音楽や詩や劇や
形而上
(
けいじじょう
)
学などというさまざまの見地から唯一の神体を礼拝してる、忠実なる
弟子
(
でし
)
らにたいして
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
窃盗と掠奪とが
蜂起
(
ほうき
)
して所有権と労働とを妨げ、初歩のもっともらしい誤ったる思想を、外観は正しいが実質は不条理なる思想を、自ら
遵守
(
じゅんしゅ
)
し、自ら身にまとい、多少その影に潜み隠れ
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
「右
正
(
まさ
)
ニ御預リ致候也」と書いてやりましたら、「その後いもう一と筆書き足して下さい」いうのんで、「何を書くのんです」いうたら、「下名ハ右証書ヲ保管中左ノ条件ヲ
遵守
(
じゅんしゅ
)
スルコトヲ誓ウ、一、 ...
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それが子々孫々の
遵守
(
じゅんしゅ
)
すべき諸戸家の
掟
(
おきて
)
だと云うのだ。
上州辺
(
じょうしゅうへん
)
で天然の大岩を刻んで、岩屋ホテルを作っている親爺さんみたいに、子孫幾代の継続事業として、この大復讐を為しとげようと云うのだ。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
『仕置』は実に後世
為政者
(
いせいしゃ
)
の金科玉条として
遵守
(
じゅんしゅ
)
する所のものであります。
琉球史の趨勢
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
さに
非
(
あら
)
ず、不肖はかりそめにも、童学草舎を営み子弟の
薫陶
(
くんとう
)
を任とし、常に聖賢の道を本義とし、国主を尊び、法令を
遵守
(
じゅんしゅ
)
すべきことを、身にも守り、子弟に教えている
雲長関羽
(
うんちょうかんう
)
という者である。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遵
常用漢字
中学
部首:⾡
15画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“遵”で始まる語句
遵奉
遵
遵依
遵合
遵法
遵行
遵化
遵子
遵拠
遵由