遊戲あそび)” の例文
新字:遊戯
こゝをおもひしゆゑにこそつみなんぢくるしめたり、されば今日けふのことをれるものたれ同一ひとし遊戲あそびすゝめむ。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ヅァーラの遊戲あそび果つるとき、敗者まくるものは悲しみて殘りつゝ、くりかへし投げて憂ひの中に學び 一—三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かゝ風聞ふうぶんきこえなば、一家中いつかちうふにおよばず、領分内りやうぶんない百姓ひやくしやうまでみななんぢかんがみて、飼鳥かひどり遊戲あそび自然しぜんむべし。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さりながら飼鳥かひどり遊戲あそびにあらざるを、なんぢ心附こゝろづかざりけむ、飼鳥かひどりこのものみなその不仁ふじんなるをらざるなるべし、はじめよりしりぞけてもちゐざらむはることながら
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)