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逆戻
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ぎゃくもど
ふりがな文庫
“
逆戻
(
ぎゃくもど
)” の例文
今ではそれがこうした生活に
逆戻
(
ぎゃくもど
)
りしたくらいであるから、よほど
鎮静
(
ちんせい
)
はしているが、それでもどうかすると昔の熱情がほとばしった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
あるいは親の
命日
(
めいにち
)
、あるいは自分になにか特別の意味のある日、
退
(
しりぞ
)
いて
予
(
よ
)
ははたして青年時代の理想に近づきつつありや、あるいは
逆戻
(
ぎゃくもど
)
りせぬかと深く
省
(
かえりみ
)
るのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
そち
達
(
たち
)
は
今正
(
いままさ
)
にその
修行
(
しゅぎょう
)
の
真最中
(
まっさいちゅう
)
、
少
(
すこ
)
し
位
(
くらい
)
のことは
大目
(
おおめ
)
に
見逃
(
みの
)
がしてもやるが、あまりにそれに
走
(
はし
)
ったが
最後
(
さいご
)
、
結局
(
けっきょく
)
幽界
(
ゆうかい
)
の
落伍者
(
らくごしゃ
)
として、
亡者扱
(
もうじゃあつか
)
いを
受
(
う
)
け、
幾
(
いく
)
百
年
(
ねん
)
、
幾
(
いく
)
千
年
(
ねん
)
の
逆戻
(
ぎゃくもど
)
りをせねばならぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
しかるにその後七、八年のあいだに、また幾分か
逆戻
(
ぎゃくもど
)
りして、
怖気
(
おじけ
)
がなくなったのは、その間に日常心懸けたこともあるが、一つには身体の
工合
(
ぐあい
)
がよくなったためと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
“逆”で始まる語句
逆
逆上
逆立
逆手
逆鱗
逆様
逆落
逆茂木
逆捻
逆襲