“ぎゃくもど”の漢字の書き方と例文
語句割合
逆戻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今ではそれがこうした生活に逆戻ぎゃくもどりしたくらいであるから、よほど鎮静ちんせいはしているが、それでもどうかすると昔の熱情がほとばしった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
あるいは親の命日めいにち、あるいは自分になにか特別の意味のある日、退しりぞいてははたして青年時代の理想に近づきつつありや、あるいは逆戻ぎゃくもどりせぬかと深くかえりみるのである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
そちたち今正いままさにその修行しゅぎょう真最中まっさいちゅうすこくらいのことは大目おおめ見逃みのがしてもやるが、あまりにそれにはしったが最後さいご結局けっきょく幽界ゆうかい落伍者らくごしゃとして、亡者扱もうじゃあつかいをけ、いくねんいくねん逆戻ぎゃくもどりをせねばならぬ。
しかるにその後七、八年のあいだに、また幾分か逆戻ぎゃくもどりして、怖気おじけがなくなったのは、その間に日常心懸けたこともあるが、一つには身体の工合ぐあいがよくなったためと思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)