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軍艦奉行
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ぐんかんぶぎょう
ふりがな文庫
“
軍艦奉行
(
ぐんかんぶぎょう
)” の例文
木村芥舟先生は
旧幕府
(
きゅうばくふ
)
旗下
(
きか
)
の士にして
摂津守
(
せっつのかみ
)
と称し時の
軍艦奉行
(
ぐんかんぶぎょう
)
たり。すなわち我
開国
(
かいこく
)
の後、徳川政府にて
新
(
あらた
)
に
編製
(
へんせい
)
したる海軍の
長官
(
ちょうかん
)
なり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
と、
諭吉
(
ゆきち
)
はつてをもとめて、はじめてあった
幕府
(
ばくふ
)
の
軍艦奉行
(
ぐんかんぶぎょう
)
木村摂津守喜毅
(
きむらせっつのかみよしたけ
)
に、しんけんにたのみこんでいました。それは、
安政
(
あんせい
)
六(一八五九)
年
(
ねん
)
の
冬
(
ふゆ
)
のある
日
(
ひ
)
のことでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
すなわち
紹介
(
しょうかい
)
を求めて
軍艦奉行
(
ぐんかんぶぎょう
)
の
邸
(
やしき
)
に
伺候
(
しこう
)
し、
従僕
(
じゅうぼく
)
となりて
随行
(
ずいこう
)
せんことを
懇願
(
こんがん
)
せしに、奉行は
唯
(
ただ
)
一面識
(
いちめんしき
)
の
下
(
もと
)
に
容易
(
たやす
)
くこれを
許
(
ゆる
)
して
航海
(
こうかい
)
の
列
(
れつ
)
に加わるを得たり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
それにのりこむのは、
軍艦奉行
(
ぐんかんぶぎょう
)
の
木村摂津守喜毅
(
きむらせっつのかみよしたけ
)
です。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
而
(
しこう
)
してその利益はすなわち木村
軍艦奉行
(
ぐんかんぶぎょう
)
知遇
(
ちぐう
)
の
賜
(
たまもの
)
にして、
終
(
つい
)
に
忘
(
わす
)
るべからざるところのものなり。芥舟先生は少小より
文思
(
ぶんし
)
に
富
(
と
)
み、また
経世
(
けいせい
)
の
識
(
しき
)
あり。常に
筆硯
(
ひっけん
)
を友として
老
(
おい
)
の到るを知らず。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
“軍艦奉行”の解説
軍艦奉行(ぐんかんぶぎょう)は、江戸時代末期(幕末)に江戸幕府により設置された役職名の事である。
安政6年(1859年)に設置される。幕府海軍を統括し、軍艦の製造・購入や操錬技術者の育成などを管轄する。万延元年(1860年)には咸臨丸を出航させる。
(出典:Wikipedia)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
艦
常用漢字
中学
部首:⾈
21画
奉
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“軍艦”で始まる語句
軍艦
軍艦旗
軍艦町
軍艦等
軍艦鳥
軍艦々上
軍艦乘組員
軍艦命名式