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わか
ふりがな文庫
“
訳
(
わか
)” の例文
旧字:
譯
そして私の趣旨も大体は
訳
(
わか
)
つてくれました。そのとき私がいつたことは『泉』の第一号に小作人への告別として載せておきました。
農場開放顛末
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
言葉さへ
訳
(
わか
)
らねえ様な役人が来て、
御維新
(
ごいしん
)
は
己
(
おれ
)
が
成
(
し
)
たと言はぬばかりに威張り散らす、税は年増しに殖える、働き盛を兵隊に取られる、一つでも
可
(
い
)
いことは
無
(
ね
)
えので
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
実はお話をしない事は
訳
(
わか
)
りましねえが、少しマア用向が有って、今度初めて江戸へ
参
(
めえ
)
り、馬喰町へ逗留して居りやすと、御案内の通り
大
(
でっ
)
けい火事、
私
(
わし
)
も始めて火事に逢いやした事ゆえ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
テンコツさんのいわれは知らない。一度何のことかと父に
訊
(
き
)
いたら、
拳固
(
げんこ
)
をかためて頭のところへもっていったようなことをしたが、私にはなんのことなのか分ったようで
訳
(
わか
)
らなかった。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
勇ましいとも
訳
(
わか
)
らずに、心がゾク/\
躍
(
をど
)
り立つて、思ふさま有りたけの涙を流したんですよ、インスピレーションと云ふのは、
彼様
(
あゝ
)
した
状態
(
さま
)
を言ふのぢやないか知らと思ひますの
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
訳
常用漢字
小6
部首:⾔
11画
“訳”を含む語句
申訳
言訳
訳合
云訳
訳語田
邦訳
飜訳者
通訳
纂訳
訳解
訳官
飜訳
翻訳
事訳
反訳
其訳
抄訳
賃訳
訳柄
飜訳大監
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