“抄訳”の読み方と例文
読み方割合
しょうやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故に、三国志は、いて簡略にしたり抄訳しょうやくしたものでは、大事な詩味もいっしてしまうし、もっと重要な人の胸底を搏つものをくしてしまうおそれがある。
三国志:01 序 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『特殊の風格を備えたる先生の英文は翻訳をもってしては到底その真味を伝うるあたわざるとともにその本旨にももとるものあるべきをおそれ……』その抄訳しょうやくさえも天心全集に収められなかったものを
茶の本:02 訳者のことば (新字新仮名) / 村岡博(著)