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言張
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いひはる
ふりがな文庫
“
言張
(
いひはる
)” の例文
申
居
(
をり
)
只今にも惣内夫婦が出たなら
汝
(
われ
)
は何と申譯致んぞと申さるゝにお深は又進み出恐れながら女は
別人
(
べつじん
)
かは存ぜねども悴儀は
衣類
(
いるゐ
)
のみ
似
(
に
)
たるのみに是なく
帶
(
おび
)
脚絆
(
きやはん
)
迄相違御座らぬと左右強情に
言張
(
いひはる
)
に大岡殿大聲に又しても入ざる
差出
(
さしで
)
口
默止
(
だまれ
)
其日は九郎兵衞同道にて惣内夫婦
金谷
(
かなや
)
村の
法會
(
ほふゑ
)
の
席
(
せき
)
へ
參
(
まゐ
)
り歸りも同道なりしに九郎兵衞は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
挫ぐ共
言
(
いは
)
するが何じや/\と仰らるゝに憑司是は
御無體
(
ごむたい
)
の
仰
(
おほせ
)
なり然樣なる
覺
(
おぼ
)
えは御座らぬと
言張
(
いひはる
)
にぞ大岡殿は是より一同
調
(
しらべ
)
んとて
榊原
(
さかきばら
)
の家來伊東半右衞門に
向
(
むか
)
はれ只今聞通り
彌々
(
いよ/\
)
猿島川原の男女の
死骸
(
しがい
)
は
推量
(
すゐりやう
)
に
違
(
たが
)
はず源次郎妻と馬丁の者と相見える其方が
公事
(
くじ
)
決斷
(
けつだん
)
は甚だ
粗忽
(
そこつ
)
なり言分有りやと云ふ又與惣次其方は高田へ參りて役人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出