“装具”の読み方と例文
読み方割合
つくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無論むろんそれはわばかたなせいだけで、現世げんせかたなではないのでございましょうが、しかしいかにしらべてても、金粉きんぷんらした、朱塗しゅぬりの装具つくりといい、またそれをつつんだ真紅しんく錦襴きんらんふくろといい
両眼りょうがんなみだを一ぱいめて、赤心まごころこめてわたされた紀念きねん懐剣かいけん——それは刀身なかみといい、また装具つくりといい、まことに申分もうしぶんのない、立派りっぱなものでございましたが、しかしわたくしりましては、懐剣かいけんそのものよりも