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血統
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けつとう
ふりがな文庫
“
血統
(
けつとう
)” の例文
「
夫
(
それ
)
は
惜
(
をし
)
い
事
(
こと
)
でした」と
答
(
こた
)
へた。すると
主人
(
しゆじん
)
は
其
(
その
)
犬
(
いぬ
)
の
種
(
ブリード
)
やら
血統
(
けつとう
)
やら、
時々
(
とき/″\
)
獵
(
かり
)
に
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
く
事
(
こと
)
や、
色々
(
いろ/\
)
な
事
(
こと
)
を
話
(
はな
)
し
始
(
はじ
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「氣の毒なのはお國だ。——でも繼娘のお雪を助けて越前屋の
血統
(
けつとう
)
を護り通したんだから本望だらうよ」
銭形平次捕物控:129 お吉お雪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
精力
(
せいりよく
)
はある、
覇氣
(
はき
)
はある、酒は
飮
(
い
)
ける、女には眼が無い、
平
(
ひら
)
ツたく謂ツたら頑固な利かぬ氣の
爺
(
じい
)
さんで、別の言で謂つたら身分の高い
野蠻人
(
やばんじん
)
である。其の
癖
(
くせ
)
馬鹿に
體面
(
たいめん
)
と
血統
(
けつとう
)
を重んじて。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
一つは
多少
(
たせう
)
慈愛に引かれた
結果
(
けつくつ
)
もあツたが、
更
(
さら
)
に其の
奥
(
おく
)
を探ツたら、周三を
遂
(
お
)
ツて了ツては
血統
(
けつとう
)
斷絶
(
だんぜつ
)
の打撃となるから、出來ぬ我慢をして
左
(
と
)
に
右
(
かく
)
周三の
意志
(
いし
)
を
尊重
(
そんちよう
)
することにした。子爵は
諦
(
あきら
)
めたのだ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“血統(
家系
)”の解説
家系(かけい)または血統(けっとう、ちすじ)とは、親子・兄弟・婚姻・養子など様々な関係性で結ばれる特定の家族、血族集団を指す。一定の血族集団の中で同一の階級または地位、氏、家名、家格、家業、家財を世襲で継承する場合に使われることが多い。類似概念に家柄などがある。
(出典:Wikipedia)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
統
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“血統”で始まる語句
血統證
血統探