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蘇生
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よみがへり
ふりがな文庫
“
蘇生
(
よみがへり
)” の例文
農夫は
屡
(
しば/\
)
後
(
おくる
)
るゆゑ
終
(
つひ
)
には
棄
(
すて
)
て
独
(
ひとり
)
先
(
さき
)
の村にいたり、しるべの家に入りて
炉辺
(
ろへん
)
に
身
(
み
)
を
温
(
あたゝめ
)
て酒を
酌
(
くみ
)
、
始
(
はじめ
)
て
蘇生
(
よみがへり
)
たるおもひをなしけり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
興義枕をあげて、
二九
路次
(
ろじ
)
の
労
(
わづら
)
ひをかたじけなうすれば、助も
蘇生
(
よみがへり
)
の
賀
(
ことぶき
)
を述ぶ。興義先づ問ひていふ。君
試
(
こころみ
)
に我がいふ事を聞かせ給へ。かの
漁父
(
ぎよふ
)
文四に魚をあつらへ給ふ事ありや。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
以て
見遁
(
みのが
)
し遣はさん併ながら手先の者共へ
酒代
(
さかだい
)
にても遣はさねば相成らずと申を
聞
(
きゝ
)
文藏は
蘇生
(
よみがへり
)
たる心地にて大に喜びこれこそ地獄の沙汰も
金
(
かね
)
次第と
目明
(
めあか
)
し方の兩人へ
所持
(
しよぢ
)
せし有金三十七兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
農夫は
屡
(
しば/\
)
後
(
おくる
)
るゆゑ
終
(
つひ
)
には
棄
(
すて
)
て
独
(
ひとり
)
先
(
さき
)
の村にいたり、しるべの家に入りて
炉辺
(
ろへん
)
に
身
(
み
)
を
温
(
あたゝめ
)
て酒を
酌
(
くみ
)
、
始
(
はじめ
)
て
蘇生
(
よみがへり
)
たるおもひをなしけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
取り
裏口
(
うらぐち
)
より忍び
出
(
いで
)
しは出たれども
何
(
いか
)
に行ば
街道
(
がいだう
)
ならんと思ひながらも一
生懸命
(
しやうけんめい
)
の場所なれば足に任せて走る程に
何程
(
なにほど
)
來りしかは知らざる
中
(
うち
)
夏の夜の明安く
東雲
(
しのゝめ
)
近く成しと覺えて行先に驛路の鈴の
音
(
ね
)
人足
(
にんそく
)
の聲など遙に聞えければ友次郎もお花も
始
(
はじ
)
めて
蘇生
(
よみがへり
)
たる心地して扨は街道に近く成しぞと猶も道を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“蘇生”の意味
《名詞》
蘇生(そせい)
よみがえること。
(出典:Wiktionary)
“蘇生”の解説
蘇生(そせい、甦生)とは、一度死亡した、あるいはそれに類する状態になった人間が再び生命を取り戻すことである。前者は「復活」、「黄泉がえり」などとも呼ばれる。心臓の鼓動が停止したり、呼吸が止まったりした者に対し、人工呼吸や心臓マッサージを行うが、その方法をまとめて、心肺蘇生法という。
(出典:Wikipedia)
蘇
漢検準1級
部首:⾋
19画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“蘇生”で始まる語句
蘇生浄化