莊周さうしう)” の例文
新字:荘周
逍遙子は豈莊周さうしうと共に齊物論を作りて、儒墨じゆぼくの是非をあざけり、その非とするところを是とし、その是とするところを非とせむとするか。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
威王ゐわう莊周さうしうけんなるをき、使つかひをして(三一)へいあつうしてこれむかへしめ、(三二)ゆるすにしやうすをもつてす。莊周さうしうわらつて使者ししやつていは
むかし、支那しな莊周さうしうといふひとは、ゆめ胡蝶こてふつたとはなしがありますが、ゆめなればこそ、漫々まん/\たる大海原おほうなばら徒渉かちわたりすることも出來できます、空飛そらととり眞似まね出來できます。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)