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荷
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はす
ふりがな文庫
“
荷
(
はす
)” の例文
赭色
(
たいしや
)
になりて
荷
(
はす
)
の茎ばかり情無う立てる間に、世を忍び
気
(
げ
)
の白鷺が
徐〻
(
そろり
)
と歩む姿もをかしく、紺青色に暮れて行く
天
(
そら
)
に漸く
輝
(
ひか
)
り出す星を脊中に擦つて飛ぶ雁の
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
荷
(
はす
)
の花の精でございます、貴郎が情の深いことを知りましたので、こうしてお眼にかかることになりましたが、私は
舅
(
おじ
)
さんの世話になっております、舅さんは非常に物堅い方ですから
荷花公主
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かれは大きな蒼い
河獺
(
かわうそ
)
で、その着物や繖と見えたのは青い
荷
(
はす
)
の葉であった。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
赭色
(
たいしゃ
)
になりて
荷
(
はす
)
の茎ばかり情のう立てる間に、世を忍びげの
白鷺
(
しらさぎ
)
がそろりと歩む姿もおかしく、
紺青色
(
こんじょういろ
)
に暮れて行く
天
(
そら
)
にようやく
輝
(
ひか
)
り出す星を背中に
擦
(
す
)
って飛ぶ
雁
(
かり
)
の
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“荷”の意味
《名詞》
(に)運搬の対象となるもの。
(に)負担、責任。
(出典:Wiktionary)
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“荷”を含む語句
荷物
薄荷
荷担
荷葉
荷厄介
茗荷谷
荷馬車
茗荷
一荷
茗荷屋
荷嵩
上荷
荷担夫
稲荷
荷車
荷足
荷拵
永井荷風
抱茗荷
荷梱
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