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草花
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さうくわ
ふりがな文庫
“
草花
(
さうくわ
)” の例文
草花
(
さうくわ
)
も蝶に化する事
本草
(
ほんざう
)
にも見えたり。蝶の
和訓
(
わくん
)
をかはひらこといふは
新撰字鏡
(
しんせんじきやう
)
にも見えたれど、さかべつたうといふ
名義
(
みやうぎ
)
は
未
(
いまだ
)
考
(
かんがへ
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
よしや
此縁
(
このえん
)
を
厭
(
いと
)
ひたりとも
野末
(
のずゑ
)
の
草花
(
さうくわ
)
は
書院
(
しよゐん
)
の
花瓶
(
くわびん
)
にさゝれんものか、
恩愛
(
おんない
)
ふかき
親
(
おや
)
に
苦
(
く
)
を
増
(
ま
)
させて
我
(
わ
)
れは
同
(
おな
)
じき
地上
(
ちじやう
)
に
彷徨
(
さまよ
)
はん
身
(
み
)
の
取
(
とり
)
あやまちても
天上
(
てんじやう
)
は
叶
(
かな
)
ひがたし
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
併
(
しか
)
し彼等は概して野生の
草花
(
さうくわ
)
の如く物優しく、
其
(
その
)
草花
(
さうくわ
)
の根の風霜に耐へる如く根気強く
己
(
おの
)
が義務に忠実であるのです。(自分は日本の下級婦人の多数に
就
(
つい
)
ても同じ感を持つて居る。)
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
生徒が
草花
(
さうくわ
)
の写生でもすると、玉泉はじつと覗き込んで
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
よしやこの
縁
(
ゑん
)
を
厭
(
いと
)
ひたりとも、野末の
草花
(
さうくわ
)
は書院の
花瓶
(
くわびん
)
にさゝれん物か。恩愛ふかき親に苦を増させて、我れは同じき地上に
彷遑
(
さまよは
)
ん身の、
取
(
とり
)
あやまちても天上は
叶
(
かな
)
ひがたし。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“草花”の意味
《名詞》
草に咲く花。
花が咲く草。
(出典:Wiktionary)
“草花”の解説
草花(くさばな)とは、花を咲かせる草、花や葉・実などを観賞するために栽培される草本のこと。
(出典:Wikipedia)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“草花”で始まる語句
草花屋
草花鉢