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絞
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しめ
ふりがな文庫
“
絞
(
しめ
)” の例文
私
(
あっし
)
はそれを読んで行くうちに、自分の首を
絞
(
しめ
)
られるような気持になってしまいましたよ。
西洋
(
あちら
)
には血も涙もない悪党が多い。
悪魔祈祷書
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
と
掻拂
(
かきはら
)
ふ
手
(
て
)
をぐる/\
捲
(
ま
)
きに、
二捲
(
ふたまき
)
卷
(
ま
)
いてぎり/\と
咽喉
(
のど
)
を
絞
(
し
)
める、
其
(
そ
)
の
絞
(
しめ
)
らるゝ
苦
(
くる
)
しさに、うむ、と
呻
(
うめ
)
いて、
脚
(
あし
)
を
空
(
そら
)
ざまに
仰反
(
そりかへ
)
る、と、
膏汗
(
あぶらあせ
)
は
身體
(
からだ
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
に
目
(
め
)
が
覺
(
さ
)
めた。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
口惜いほど無分別な、如何すれば其様に無茶なる夫の了見と、お浪は呆れもし驚きもし我身の急に絞木にかけて
絞
(
しめ
)
らるゝ如き心地のして、思はず知らず夫にすり寄り、それはまあ何といふこと
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
と
掻拂
(
かつぱら
)
ふ
手
(
て
)
を、ぐる/\
捲
(
ま
)
きに、
二捲
(
ふたまき
)
卷
(
ま
)
いてぎり/\と
咽喉
(
のど
)
を
絞
(
し
)
める、
其
(
そ
)
の
絞
(
しめ
)
らるゝ
苦
(
くる
)
しさに、うむ、と
呻
(
うめ
)
いて、
脚
(
あし
)
を
空
(
そら
)
ざまに
仰反
(
のけぞ
)
る、と、
膏汗
(
あぶらあせ
)
は
身體
(
みうち
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
に
目
(
め
)
が
覺
(
さ
)
めた。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“絞(
絞首刑
)”の解説
絞首刑(こうしゅけい)とは、死刑の一種で、絞殺する刑罰である。絞死刑(こうしけい)または絞殺刑(こうさつけい)ともいう。
(出典:Wikipedia)
絞
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“絞”を含む語句
絞殺
絞首台
鳴海絞
豆絞
子絞
角絞
絞木
一絞
絞盤
絞首
絞臺
紺絞
揚錨絞盤
緋鹿子絞
鹿子絞
振絞
絞罪
絞染
絞出
取絞
...