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絞木
ふりがな文庫
“絞木”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しめき
75.0%
しめぎ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しめき
(逆引き)
少し青白い、品の良い顏が、
絞木
(
しめき
)
に掛けられたやうに引釣つて、
眞珠
(
しんじゆ
)
色の涙が、ポロポロと頬を洗ひます。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其塲に仆れても捕へられての
絞木
(
しめき
)
の上にも思ひ殘す事はござりませぬ、唯うらめしきはのがるゝ丈のがれて來よのお詞、さりとはお
情
(
なさけ
)
とも申まじ、逃れんと思ふ卑怯にて人一人やられん物か
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
絞木(しめき)の例文をもっと
(3作品)
見る
しめぎ
(逆引き)
さりとては恨めしいほど
没義道
(
もぎどう
)
な、口惜しいほど無分別な、どうすればそのように無茶なる夫の了見と、お浪は
呆
(
あき
)
れもし驚きもしわが身の急に
絞木
(
しめぎ
)
にかけて絞めらるるごとき心地のして
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
絞木(しめぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
絞
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“絞”で始まる語句
絞
絞殺
絞首台
絞首
絞描
絞染
絞罪
絞車盤
絞出
絞刑
“絞木”のふりがなが多い著者
樋口一葉
幸田露伴
野村胡堂