“絞罪”の読み方と例文
読み方割合
こうざい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罪人を絞罪こうざいの刑に処すると云う事はおもにアングロサクソン民族間に行われた方法でありまして、それより古代にさかのぼって考えますと首縊くびくくりは重に自殺の方法として行われた者であります。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
絞罪こうざいより、斬首ざんしゅより、その極刑をお撰びなさるがよろしい。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ありますとも。日本では絞罪こうざいです。」
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)