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紅
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あこ
ふりがな文庫
“
紅
(
あこ
)” の例文
円
(
まる
)
いなだらかな小山のような所を
下
(
おり
)
ると、幾万とも数知れぬ
蓮華草
(
れんげそう
)
が
紅
(
あこ
)
う燃えて
咲揃
(
さきそろ
)
う、これにまた目覚めながら
畷
(
なわて
)
を拾うと、そこは
稍
(
やや
)
広い街道に
成
(
な
)
っていた。
菜の花物語
(新字新仮名)
/
児玉花外
(著)
と、しどろになって会釈すると、
面
(
おもて
)
を上げた
寂
(
さみ
)
しい頬に、唇
紅
(
あこ
)
う
莞爾
(
にっこり
)
して
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さっきからあからめし顔はひとしお
紅
(
あこ
)
うなりて浪子は下向きぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
唐黍
(
たうきび
)
の
頭
(
あたま
)
が
紅
(
あこ
)
なつた。
とんぼの眼玉
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“紅”を含む語句
紅玉
淡紅
淡紅色
紅潮
紅色
紅葉
真紅
薄紅
口紅
微紅
爪紅
雁来紅
紅毛
頬紅
紅提灯
紅羅
紅絹
紅殻
紅々
鮮紅
...